お正月に実家や義実家、親戚の家へあいさつに行くとき、手土産の「お年賀」を用意する人は多いのではないでしょうか。でも「いくらくらいのものを?」「何を持っていけば喜ばれる?」「いつまでに渡せばいいの?」と、毎年迷ってしまうものです。
この記事では、お年賀の手土産の相場と選び方、1,000〜2,000円台で選べる定番のおすすめを紹介します。のしの書き方や渡す時期、松の内を過ぎてしまったときの対応もまとめたので、年末の準備に使ってください。
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結婚して初めてのお正月に、妻の実家へあいさつに行くんです。手土産はいくらくらいの、どんなものを持っていけばいいんでしょう?
- お年賀の相場(1,000〜2,000円が中心)
- お年賀の手土産を選ぶ3つのポイント
- 定番のおすすめ(焼き菓子・和菓子・おせんべい)
- 会社のあいさつ回りで配るもの
- のしの書き方と渡す時期
お年賀の手土産の相場と選び方
結論:相場は1,000〜2,000円。高くても5,000円前後までの「消えもの」を
お年賀の品は、おおむね1,000〜2,000円、高価であっても5,000円前後までが多いとされています(出典:リンベル)。品物は、お菓子などの食品やお酒などの飲み物、タオルや洗剤などの消耗品が主流です(出典:リンベル)。お年賀はあいさつのお土産なので、相手が気をつかわない金額にするのがポイントです。
お年賀は、新年が明けたことを祝って贈り合うもので、古くはお正月に迎える「年神様」へのお供えだったといわれています(出典:リンベル)。お歳暮のように配送するものではなく、直接持参する「あいさつのお土産」である点が大きな違いです。
お年賀の手土産を選ぶ3つのポイント
- 日持ちするものを選ぶお正月は来客や外出が多く、すぐに食べきれないこともあります。焼き菓子やおせんべいなど、常温で日持ちするものが安心です。
- 個包装で分けやすいものを選ぶ親戚が集まる家なら、個包装のお菓子だとその場でみんなに配れます。
- 相手の家族構成と年代を考える年配の方が多いなら和菓子やおせんべい、小さな子どもがいる家庭なら焼き菓子など、相手に合わせて選びましょう。

お年賀は「あいさつのお土産」なので、高いものを選ぶ必要はありません。むしろ高すぎると相手に気をつかわせてしまうので、1,000〜2,000円台で十分ですよ。

1,000〜2,000円台で選べるおすすめの定番
ここからは、1,000〜2,000円台で選べるお年賀の手土産を、ジャンル別に紹介します。レビューが多いものや、手土産の定番として知られるブランドから選びました(価格・レビュー数は2026年10月時点のAmazonの表示です)。
子どもから大人まで喜ばれる「焼き菓子」
| 商品 | 特徴 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 銀座千疋屋 缶入り銀座クッキー(6個) | 缶入りで見た目も華やか。1,000円以下で手軽 | 約900円 |
| シュガーバターの木 詰合せ(7個入) | 手土産の定番として人気。ラッピング済み | 約900円 |
| 中島大祥堂 キュートセレクション11号(11個) | 個包装の焼き菓子の詰め合わせ。数が多めで分けやすい | 約1,700円 |
※2026年10月時点のAmazonの価格です

1,000円前後のお菓子なら、何軒も回るときでも負担になりません。親戚がたくさん集まるお宅には、個数の多い詰め合わせを選ぶと配りやすいですよ。
年配の方にも喜ばれる「おせんべい・おかき」
年配の方が多いお宅には、おせんべいやおかきも喜ばれます。甘いものが苦手な方にも選びやすく、お茶請けやお酒のおつまみにもなります。個包装で枚数が多いものなら、親戚が集まる場でも分けやすくなります。
会社のあいさつ回りで配るお年賀
取引先へのあいさつ回りでは、名入れののしをつけたタオルを配る習慣もあります。お年賀の品は、お菓子などの食品だけでなく、タオルや洗剤といった消耗品も主流とされています(出典:リンベル)。企業の場合は、三が日を過ぎ、仕事始めとなる1月4日から15日頃までに贈るのが一般的です(出典:三越伊勢丹)。

あいさつ回りでたくさん配るなら、名刺を入れられるポケットつきの、のし付きタオルが便利です。不在のときも、名刺を添えて置いてくれば失礼になりませんよ。
お年賀ののしと渡す時期
お年賀は何度あってもよいお祝いなので、紅白の蝶結びののしを使います。表書きは「御年賀」または「御年始」が一般的で、「賀正」と書くこともあります(出典:リンベル)。手渡しする品物なので、のしは包装の外側にかける「外のし」にします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水引 | 紅白の蝶結び |
| 表書き | 御年賀・御年始・賀正 |
| のしのかけ方 | 外のし(手渡しのため) |
| 渡す時期 | 正月三が日が正式。遅くとも松の内(関東は1月7日まで) |
| 企業へのあいさつ | 仕事始めの1月4日から15日頃まで |
| 松の内を過ぎたら | 「寒中見舞い」として持参(三越伊勢丹では「寒中御伺」として立春の前日までとされる) |
※リンベル「お年賀に贈るギフトの時期、相場について」、三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー」をもとに作成
お年賀は本来、正月三が日に相手の家へ直接持参するもので、都合が合わなくても松の内には済ませるものとされています(出典:リンベル)。松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとするのが一般的です(出典:三越伊勢丹)。のしのかけ方は「内のしと外のしの違い」、表書きの一覧は「のしの表書き一覧」で確認できます。

お年賀で気をつけたいこと
- 配送しない:お年賀はあいさつのお土産なので、直接持参するものに限られる
- 喪中の相手へは松の内を避ける:どちらかが喪中なら、後日「寒中見舞い」として持参する
- お返しは不要:迎える側がお礼の品を用意する習慣はない
- 高すぎるものは避ける:相手に気をつかわせない金額にする
お年賀には、いわゆる「お返し」の習慣はありません。迎える側は、正月料理でおもてなしをしたり、同行した子どもにお年玉を渡したりすることがお返しの代わりといえます(出典:リンベル)。お年玉の金額は「お年玉の相場」で紹介しています。

お正月は、家族だけでゆっくり過ごしたいお宅もあるものよ。いきなり伺わずに、相手の都合を先に聞いてから行くと安心ね。
年末にお歳暮を贈った相手にも、訪問するならお年賀を持参してかまいません。ただし、お歳暮とお年賀の両方を贈るかどうかは家庭や地域の習慣によるので、迷ったら家族に相談しましょう。
よくある質問
お年賀の相場はいくらですか?
おおむね1,000〜2,000円、高価であっても5,000円前後までが多いとされています(出典:リンベル)。
お年賀はいつまでに渡せばいいですか?
正月三が日が正式で、遅くとも松の内(関東は1月7日、関西は1月15日まで)に渡します(出典:リンベル、三越伊勢丹)。
お年賀を配送してもいいですか?
お年賀は直接持参するあいさつのお土産なので、配送はしないものとされています。訪問できない場合は、時期をずらして寒中見舞いとして持参します(出典:リンベル)。
お年賀のお返しは必要ですか?
必要ありません。迎える側は、正月料理でもてなしたり、子どもにお年玉を渡したりするのが一般的です(出典:リンベル)。
喪中の家にお年賀を持っていってもいいですか?
松の内の行き来は避け、後日「寒中見舞い」として持参するのがマナーとされています(出典:リンベル)。
まとめ
- お年賀の相場は1,000〜2,000円。高くても5,000円前後まで
- 日持ちして個包装の焼き菓子やおせんべいが、手土産の定番
- 会社のあいさつ回りなら、名刺ポケットつきののし付きタオルが便利
- のしは紅白の蝶結びに「御年賀」。手渡しなので外のし
- 正月三が日が正式で、遅くとも松の内に。過ぎたら寒中見舞いとして持参
お年賀は、新しい年もよろしくお願いしますという気持ちを伝えるあいさつのお土産です。相手の家族を思い浮かべながら、気軽に受け取ってもらえるものを選びましょう。
参考
- リンベル「お年賀に贈るギフトの時期、相場について」(確認日:2026年10月4日)
- 三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー|それぞれの違いやシーン別の選び方・表書きを解説」(確認日:2026年10月4日)
