上棟祝いのご祝儀袋|選び方と表書き・渡し方を解説

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上棟式の日が近づくと、「上棟祝いにはどんなご祝儀袋を使えばいいの?」「表書きは何と書けばいい?」という疑問が出てきます。普段のお祝いとは少し違う行事なので、売り場でどの袋を選べばいいか迷ってしまう人も多いはずです。

この記事では、上棟祝いのご祝儀袋の選び方と書き方を、「上棟式に招かれた身内・友人」と「大工さんにご祝儀を渡す施主」の2つの立場に分けて解説します。中袋の書き方や、当日渡すタイミングもまとめました。

田中さん
田中さん

上棟式で大工さんたちにご祝儀を渡すことになりました。人数分のご祝儀袋を用意するんですが、表書きは「御祝」でいいんでしょうか?

この記事でわかること
  • 上棟祝いに使うご祝儀袋の選び方(水引・格)
  • 招かれた側の表書きと名前の書き方
  • 施主が職人さんに渡すご祝儀袋の書き方
  • 中袋の書き方とお札の入れ方
  • ご祝儀を渡すタイミングと渡し方
目次

上棟祝いのご祝儀袋の選び方

結論:紅白の蝶結びで、金額に合った格の袋を選ぶ

上棟祝いのご祝儀袋は、紅白の蝶結び(花結び)の水引がついたものを選びます。家を建てることは、何度あってもうれしい慶事とされるためです。結び切りやあわじ結びは、結婚やお見舞いに使うものなので選ばないようにしましょう(出典:ハーモニック、家づくり比較なび)。

また、ご祝儀袋は包む金額に見合った格のものを選ぶのがマナーです。家づくり比較なびでは、次のような目安が紹介されています。

包む金額ご祝儀袋の目安
5,000円程度まで水引が印刷された、比較的シンプルなタイプ
1万〜3万円程度本物の水引が使われた、標準的なタイプ
5万円以上水引がより豪華で、和紙の質が高いタイプ

※出典:家づくり比較なび「上棟式で工務店にご祝儀は必要?」

相場より少ない金額を包む場合は、ご祝儀袋ではなく白い封筒に「こころばかり」や「松の葉」と書いて渡す方法もあります(出典:ギフタ)。

上棟式に招かれた側の書き方

兄弟や親戚、友人の上棟式に招かれて上棟祝いを持参する場合は、次のように書きます。

書く場所書き方
表書き(水引の上)祝上棟/上棟式御祝/御祝
名前(水引の下)贈り主のフルネーム。表書きよりやや小さく

※出典:ギフタ「身内の棟上げ祝い、相場とおすすめの贈り物は?」、ハーモニック「上棟祝い・竣工祝いとは?」をもとに作成

夫婦で招かれた場合は、右に夫のフルネーム、左に妻の名前を書くか、家族で贈る形として姓だけを書く方法もあります。

祝酒を贈る場合ののし紙

お金の代わりに日本酒などの祝酒を持参する場合も、紅白の蝶結びののし紙をかけ、表書きは「祝上棟」「上棟式御祝」などとして、下に贈り主のフルネームを書きます(出典:ハーモニック)。

和子
和子

一升瓶2本をひもでくくって、のし紙をかけて持っていくのが昔ながらの形よ。お店で「上棟祝いです」と伝えれば、ちゃんと用意してくれるわ。

施主が職人さんに渡すご祝儀袋の書き方

施主として、棟梁や職人さんにご祝儀を渡す場合の書き方です(出典:家づくり比較なび)。

書く場所書き方
表書き(水引の上)御祝儀(もっとも一般的)/祝上棟/上棟式御祝
名前(水引の下)施主のフルネーム。表書きより少し小さく
中袋の表金額(例:金壱萬圓、金伍阡圓)
中袋の裏施主の住所と氏名

※出典:家づくり比較なびをもとに作成

中袋に住所・氏名を書いておくのは、たくさんのご祝儀をまとめて受け取る棟梁や工務店が、あとで誰からいくら受け取ったかを整理しやすくするためです。中袋がないタイプの袋なら、袋の裏の左下に金額と住所・氏名を書きます(出典:家づくり比較なび)。

POINT

棟梁とそれ以外の職人さんで金額を変える場合は、棟梁用の袋がひと目でわかるよう、少し格の高い袋にしたり、渡す順番を分けたりしておくと当日迷いません。職人さんの分は、全員同じ金額・同じ袋にそろえるのがマナーです。

お札の入れ方

ご祝儀には新札を用意し、中袋の表側にお札の肖像画が向き、肖像画が上にくるように入れます。複数枚入れるときは、すべての向きをそろえます(出典:家づくり比較なび)。人数分を用意すると新札の枚数も多くなるので、早めに銀行で両替しておきましょう。

ご祝儀を渡すタイミングと渡し方

招かれた側:上棟式の当日に施主へ

上棟祝いは、上棟式に持参して施主に手渡すのが基本です(出典:ハーモニック)。ご祝儀袋はふくさに包んで持参し、「本日はおめでとうございます」とひと言添えて渡しましょう。

施主:作業の区切りに、棟梁へまとめて

施主から職人さんへのご祝儀は、朝礼のあと(作業が始まる前)や、昼休憩の前、直会(なおらい)と呼ばれる宴席の始まりなど、作業の区切りに渡すのがおすすめです。高所作業や重機が動いている最中に声をかけるのは、安全のためにも避けましょう(出典:家づくり比較なび)。

渡す相手は、職人さん一人ひとりではなく、代表者である棟梁(または現場監督)にまとめて渡すのが一般的です。「皆様にお渡しください」とひと言添えれば、棟梁から各職人さんに配ってもらえます(出典:家づくり比較なび)。

鈴木さん
鈴木さん

施主の方は、当日バタバタしがちです。「棟梁にまとめてお渡しすればよいですか?」と事前に担当者に聞いておくと、当日の段取りがぐっと楽になりますよ。

まどか
まどか

ご祝儀袋は人数分そろえるとけっこうな数になります。前日までに中袋の記入まで済ませて、棟梁用とほかの職人さん用を分けておくと安心ですね。

ご祝儀を辞退された場合は差し入れで

工務店の方針でご祝儀を辞退された場合は、無理に渡さず、お弁当や飲み物などの差し入れで感謝を伝える方法があります。上棟の日は朝から夕方まで一日がかりの作業になるため、昼食のお弁当や休憩時の飲み物は喜ばれます。用意する場合は、人数や品物を事前に工務店の担当者に伝えておくと、当日の進行がスムーズです(出典:家づくり比較なび)。

よくある質問

上棟祝いのご祝儀袋はコンビニのものでもいいですか?

包む金額に見合っていれば問題ありません。紅白の蝶結びの水引であることを確認しましょう。5,000円程度までなら水引が印刷されたシンプルな袋で十分です。

表書きは「御祝儀」と「祝上棟」のどちらがいいですか?

施主から職人さんへは「御祝儀」が一般的ですが、「祝上棟」「上棟式御祝」でも間違いではありません。招かれた側が施主に贈る場合は「祝上棟」「上棟式御祝」「御祝」がよく使われます。

職人さんの名前を袋に書く必要はありますか?

必要ありません。名前の欄には贈り主(施主)の名前を書きます。棟梁にまとめて渡す場合は、棟梁用とそれ以外を区別できるよう、自分でわかる形で分けておきましょう。

ご祝儀袋の代わりにポチ袋を使ってもいいですか?

少額の心づけならポチ袋を使うこともありますが、上棟式は改まった慶事なので、紅白の蝶結びのご祝儀袋を使うほうが丁寧です。

上棟祝いに結び切りの袋を使ってしまったらどうすればいいですか?

渡す前に気づいたら、紅白の蝶結びの袋に入れ替えましょう。結び切りは結婚やお見舞いなど「一度きり」のお祝い用です。

まとめ

この記事のまとめ
  • 上棟祝いのご祝儀袋は、紅白の蝶結びの水引を選ぶ(結び切り・あわじ結びは選ばない)
  • 招かれた側の表書きは「祝上棟」「上棟式御祝」「御祝」、名前はフルネーム
  • 施主から職人さんへの表書きは「御祝儀」が一般的。中袋に金額と住所・氏名を書く
  • 新札を用意し、職人さんの分は全員同じ金額・同じ袋にそろえる
  • 施主は作業の区切りに、棟梁にまとめて渡すのがスマート

上棟式は、家づくりに関わる人たちへの感謝を伝える大切な機会です。袋選びと書き方を整えて、気持ちよく当日を迎えましょう。

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