結婚式の準備で、意外と悩むのが引き出物です。「1人あたりいくらが普通?」「引き菓子も合わせて何品用意する?」「親族と友人で中身を変えてもいいの?」と、決めることがたくさんあります。
この記事では、引き出物の相場を、ゼクシィの調査データをもとに解説します。品数の目安、地域による違い、贈り分けの考え方、親族への引き出物のマナー、のし紙の書き方までまとめました。
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来年結婚式を挙げるんですが、引き出物って1人いくらくらいが普通なんですか?親族と友人で同じでいいのかも迷っていて。
- 引き出物の相場と品数
- ギフト全体の予算と地域差
- 贈り分けの考え方
- 親族への引き出物のマナー
- のし紙の書き方
引き出物の相場は1人3,000円台が最多
結論:引き出物は3,000円台、引き菓子は1,000〜1,500円が相場
ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、1人あたりの引き出物(品物)は3,000円台が最も多く31.6%、引き菓子は1,000〜1,500円が62.4%でした。平均額は引き出物6,300円、引き菓子1,400円、プチギフト288円です。
| ギフト | 平均額 | よくある価格帯 |
|---|---|---|
| 引き出物(品物) | 6,300円 | 3,000円台が31.6%、5,000円台が23.4% |
| 引き菓子 | 1,400円 | 1,000〜1,500円が62.4% |
| プチギフト | 288円 | 約8割が400円未満 |
| ギフト全体(1人あたり) | 6,000円 | 5,000〜6,000円台がボリュームゾーン |
※ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)。ゼクシィの記事より作成
平均額は高めですが、これは高額な引き出物を用意した人が平均を押し上げているためで、約7割の人が3,000〜6,000円の引き出物を用意しています(出典:ゼクシィ)。
引き出物の品数は「3品」が最多
1人あたりのギフトの品目数は、3品目が53.9%で最も多く、次いで2品目が21.0%、1品目が13.6%でした(出典:ゼクシィ)。3品目は主に「引き出物」「引き菓子」「引き菓子以外の食べ物・飲み物」の3種類です。関西・東海・四国などでは、縁起物としてかつお節や昆布を加える場合もあります。
- 引き出物:メインの記念品。カタログギフト、食器、タオルなどの生活用品
- 引き菓子:バウムクーヘンなどのお菓子
- 引き菓子以外の食べ物・飲み物/縁起物:調味料やお茶、かつお節・昆布など
人気の引き出物は、冊子型のカタログギフト(50.5%)とウェブで選ぶカタログギフト(45.5%)で、合わせると9割以上を占めます。2位は食器類、3位はタオル・傘などの生活用品でした。引き菓子はバウムクーヘンが44.5%で1位です(出典:ゼクシィ・複数回答)。

カタログギフトが人気なのは、ゲストが好きなものを選べて、持ち帰りも軽いからです。年配のゲストには、はがきで申し込める冊子タイプを選ぶと親切ですよ。
地域によって相場やしきたりが違う
引き出物は、地域による違いが大きい贈り物です。ゼクシィの調査では、ギフト全体の平均額に次のような差がありました。
| 地域 | ギフトの平均額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 北海道 | 2,600円 | 会費制が中心で品数が少なめ。2,000円未満が73.2% |
| 北陸(富山・石川・福井) | 7,000円 | 品数が多め |
| 新潟 | 7,600円 | 全国でも高額なエリア |
| 四国 | 7,700円 | 最も高額 |
※ゼクシィ結婚トレンド調査2024。ゼクシィの記事より作成
富山では鯛の形のかまぼこを引き出物に贈ることが多いなど、地域ならではのしきたりもあります。迷ったらその地域のしきたりに従うのが正解で、親や親戚に聞いてみるのもよいとされています(出典:ゼクシィ)。

両家の出身地が違うと、引き出物の考え方も違うことがあるの。どちらかの習慣に合わせるのか、早めに両家で話しておくといいわね。

贈り分けの考え方
ゲストによって引き出物の中身を変える「贈り分け」をした人は76.6%で、地域を問わず6〜8割前後が贈り分けをしています。パターン数は3パターンが約4割で最も多く、次が2パターンで約3割でした(出典:ゼクシィ)。
- 関係性で分ける親族/職場関係/友人など、ふたりとの関係で分ける方法が約6割で最も多い基準です。
- 年齢層や家族構成で分ける家族と暮らす人・一人暮らしの人、子連れの人など、暮らしに合わせて中身を変えます。
- ご祝儀の額で分ける親族や上司など、ご祝儀が多くなりそうな方には金額の高い品を選びます。
ゼクシィで紹介された例には、カタログギフトの金額を親族1万円・職場関係5,000円・友人3,000円に分けたケースもあります。
贈り分けをする場合も、見た目で差がわかってしまう引き出物は失礼にあたるとされています。紙袋はもちろん、中身の大きさにも差が出ないように配慮しましょう(出典:ゼクシィ)。
引き出物におすすめのカタログギフト
贈り分けをするなら、同じシリーズで価格の違うコースがそろうカタログギフトが便利です。表紙が同じなら、金額の差も見た目ではわかりません。カタログギフトの種類や選び方はお祝いのお返しは何を贈る?もあわせてご覧ください。

リンベルの総合カタログは、同じシリーズに価格の違うコースがあるので、親族と友人で金額を分けたいときにも使いやすいですよ。和柄の表紙で、年配の方にも贈りやすいデザインです。
引き菓子や縁起物もまとめて選ぶなら、ギフト専門店の通販も選択肢です。シャディギフトモールでは、のし紙や包装、メッセージカードを無料で用意してもらえると案内されています。
親族への引き出物のマナー
親族への引き出物は、ゼクシィのアンケートで5,000〜6,000円未満が19.7%と最も多く、次いで1万〜1万1,000円未満が13.4%、4,000〜5,000円未満が12.7%でした。ゲスト全体と比べると、親族には金額の高い引き出物を用意する人が多い傾向です。
- 数は一家に1つ:同居している家族は一家に1つ。叔父・叔母といとこが別居している場合は、それぞれに用意する
- 親やきょうだいにも:引き出物は「ふたりの結婚の記念品」なので、親やきょうだいに渡しても喜ばれる。親と同居しているきょうだいには一家に1つでよい
- ご祝儀が多かったとき:引き出物はお返しではなく記念品。多くいただいた親戚には、その方にお祝いごとがあったときに同じくらいのお祝いを贈る
(出典:ゼクシィ・マナー講師 岩下宣子さんの解説)
引き出物ののし紙の書き方
引き出物や引き菓子ののし紙は、「一生に一度」の意味を込めて水引10本の結び切りを使います。表書きは「壽」のほか「内祝」でもよく、メインの引き出物には両家の名字、引き菓子には新郎新婦の名前を書きます。どちらも見てわかるように外のしにします(出典:ゼクシィ)。
内のしと外のしの違いは内のしと外のしの違い、水引の種類は水引の種類と意味で解説しています。

職場の上司や取引先も招くなら、引き出物は重すぎず、持ち帰りやすいものにしておくと喜ばれます。帰りに電車を使う方も多いですからね。
よくある質問
引き出物は1人いくらが相場ですか?
ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、1人あたりの引き出物は3,000円台が最も多く31.6%、平均は6,300円でした。引き菓子は1,000〜1,500円が相場です。
引き出物は何品用意すればいいですか?
3品が最も多く53.9%です。引き出物、引き菓子、引き菓子以外の食べ物・飲み物の組み合わせが中心です。
夫婦で出席したゲストには2つ必要ですか?
同居している家族なら一家に1つで問題ないとされています。
贈り分けは失礼になりませんか?
約8割の人が贈り分けをしていて、一般的になっています。ただし、紙袋や品物の大きさなど、見た目で差がわかるのは避けましょう。
会費制の結婚式でも引き出物は必要ですか?
会費制の地域でも、時間を割いて来てくださった方へのお福分けとして用意したほうがよいとされています。品数や金額はご祝儀制より少なめの傾向です。
まとめ
- 引き出物は1人3,000円台が最多(平均6,300円)、引き菓子は1,000〜1,500円
- 品数は3品が最多。北陸などは4〜5品のことも
- 地域による差が大きいので、迷ったらその地域のしきたりに合わせる
- 約8割が贈り分け。見た目で差がわからないように配慮する
- のし紙は水引10本の結び切り、表書きは「壽」か「内祝」で外のし
引き出物は、来てくださったゲストへの感謝を形にする記念品です。相場を目安にしながら、ゲストの顔を思い浮かべて選びましょう。
参考
- ゼクシィ「引出物&引菓子の基本。品数・相場・トレンドを解説!」(確認日:2026年10月24日)
- ゼクシィ「【親族への引出物】相場とマナー&迷いがちケースQ&A」(確認日:2026年10月24日)
- ゼクシィ「8割が実践!引出物の”贈り分け”調査&分け方実例5」(確認日:2026年10月24日)
